ラストの将棋教室で大番狂わせ!!
うちの息子は、今年になってから、将棋教室に通っている。
教室と行っても、小学生が大勢集まりお互い将棋を指し合うというもので、市民センターで行われている。
市民センターのボランティアおじいちゃんが、名人と呼ばれアドバイザーをしてくれるというものである。
そんな将棋教室なんだが、今日が最後の取り組み。
将棋教室では総勢約45名が在籍しているが、通常くる生徒は30名ほど。
1月までは勝敗表を付けて、強い人から1グループ、2グループと3つのグループに分けられていて、息子は幼稚園生で唯一3グループに入れられていた。
3グループは20名ほどいて、1年生から6年生までで、リーグ戦が行われていた。
自分たちはいつも送り届けるだけで、あんまり教室には顔を出してなかったんだが、今までの結果で3,4年生を下しなんと、息子が準決勝に進出してしまっていたのだ。
最初の相手は4年生。
かなりの強者で、今まで負けたことがないらしい。
これは、厳しいかなと横から観戦。
真剣な表情で指していきます。
じいじから教えてもらったという、飛車を効かせた突っ込みで相手の駒を奪っていきます。
序盤から息子ペース。
「おッ?これもしかして・・・。」
しかし中盤からは相手も反撃。
反撃されているにも関わらず、駒を取るのに必死になりかけてましたが、朝の自分との特訓で「駒を取るんじゃなくって、王を取れ!」っていうのが効いたかどうかわかりませんが、王将に集中攻撃を浴びせていきます。
何度も詰むチャンスはあったんですが、見てるこっちのほうがハラハラ、イライラ。
名人も身を乗り出して戦況を見つめています。
最後は桂馬で反対側を抑え、金でとどめを刺して詰み。
飛車を有効に使ったいい戦い方で、息子の勝利となりました!
続いて30分後、最後の決勝です!
続く相手はなんと6年生!
同じ6年生も集まってきました。
「この幼稚園、めっちゃ強ぇ〜!」っと漏れる声。
親としては「そうやろ、そうやろ。親父も負けたことあるからね〜」などと感じながらじっくりと観察。
ここでも飛車を有効に使い相手の駒を奪い、何度も何度もチャンスを作るんですが、あと一歩のところの駒が甘いところに指すもんで詰み切れず、王に逃げられました。
しかし、端に王を追い込んで再び金でとどめを刺し、終了。
3グループで最年少優勝を飾りました!
いやー見事な戦いぷりに、横で見ていた名人も
「はぁ〜、幼稚園とはすごい!攻めていく勇気に勉強させられた!」と感心していました。
あんな小学生の上級生を負かすなんて、なんだか今日はとっても感動しました。
この将棋教室、年会費300円で、
将棋に大切な以下のことを教えて頂けました。
1 感謝の気持
2 挨拶をする
3 靴を揃える
4 人の話を静かに聴く
5 人の嫌がることをしたり、いったりしない
館長さん含め、ボランティアの方々に感謝です。
関連記事